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プッシュジャークの紹介

プレス・プッシュプレス・プッシュジャークの違い③~プッシュジャーク~(Push Jerk)~

 

こんにちは!

コーチのタツロウです!

更新が遅くなりましたが、今回はプッシュジャークについて解説します。

 

前回のテーマであったプッシュプレスは、膝と股関節を素早く屈曲・伸展させてバーベルを肩から頭上まで挙上する動作でしたね。

プッシュジャークはプッシュプレスが動作の基本となるので、まだ前回の記事を読んでいない方はぜひ読んでくださいね。

それでは、今回のテーマであるプッシュジャークはこの動画のような動作になります。

膝と股関節の動き注目してください。

プッシュジャークは膝と股関節を素早く屈曲・伸展させてバーベルを肩から押し上げるまではプッシュプレスと同じ動作ですが、その後バーを頭上に押し上げながら再度、膝と股関節を屈曲させて素早くバーベルの下に入り、肘を完全に伸展させます。
その後、バーベルが頭上にある状態で安定しバランスが取れたら膝と股関節を伸展させてからバーベルを下ろします。

下半身の力を使ってバーを肩から頭上まで挙上することはプッシュプレスと一緒ですが、バーの下に入るところが大きな違いです。

バーの下に入ることで、プッシュプレスより重たい重量を持ち上げることができます。

 

プッシュジャークはプレス、プッシュプレスと比較して最も重たい重量を挙上することができますが、動作も一番複雑です。

その分、全身で重たいものを押し上げるパワー・連動性、素早くバーの下に入る俊敏性、頭上で重たいものを支えるバランス・柔軟性など様々な要素を鍛えることができる素晴らしいトレーニングとなっています。

プッシュジャークを練習したい場合はプレス→プッシュプレス→プッシュジャークと複雑な動きからシンプルな動きへと段階的に練習していきましょう。

 

さて、これまで3回にわたってプレス。プッシュプレス、プッシュジャークの違いについて解説しましたが、皆さん違いは分かりましたか?

簡単な図を作成したのでこれも参考にしてみてください。


 

肩から頭上へ挙上

膝・股関節の屈曲

バーの下へ入る

プレス

×

×

プッシュプレス

〇(1回)

×

プッシュジャーク

〇(2回)

 

少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

さて、次回からはスナッチ・クリーンについてテーマにブログを書いていこうと思います。

クリーンとスナッチの違いやハングやパワーなどスタートポジションやキャッチの高さに関する用語などなどまとめていきたいと思います。

こんなことをブログに書いてほしいなど要望があればお気軽にお知らせください!

 

PS

このブログで取り扱ってほしいテーマを皆さんから募集しています!

例)スナッチとパワースナッチの違いってなに?G2OHってなに?

などなど、どんな些細なことでも大丈夫ですので、お気軽にリクエストしてくださいね。


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