フックグリップについて。
フックグリップとは?
こんちは、タツロウです。
突然ですが皆さんフックグリップを使ってますか?
フックグリップは主にクリーンやスナッチをする時に親指をバーに巻きつけるバーの握り方で、メリットの多い握りなのですが、最初は違和感が強かったり、親指が痛いなどの理由で使ってない方も多い印象です。
そこで、今回はフックグリップのメリットと方法について解説していきます。
フックグリップとは?
フックグリップとは写真のように親指を内側にいれたバーベルの握り方です。
フックグリップのメリット
①バーを保持する力が強くなる。
②肩や腕が力まずにバーベルを保持できる。
③腕を外旋させることで胸を張りやすくなる。(バーの保持力もアップ。)
②と③が意外と大事なメリットです。
スナッチやクリーンは重たいバーベルを素早く挙上する動作です。
重たい重量になると、バーをしっかりと握らないとバーベルが手から離れて危険ですし、バーベルをギューッと強く握ると腕や肩が過剰に力んでしまいスムーズな動作を妨げる原因となります。
フックグリップだと握る力よりも指をバーをひっかけるように力を入れることで、腕の力みを減らしながらしっかりとバーを握ることができるので、クリーンやスナッチではフックグリップでバーを握るよう指導しています。
フックグリップの手順
それでは、フックグリップの手順を確認していきましょう。
①バーベルに親指を巻きつける。
②中指と薬指で親指押さえる。(キツネの手を作りましょう。)
③小指をバーに巻きつける。
④人差し指を自然な形でバーに押さえる。
⑤腕を外に回す。←めっっちゃ大事!!
この手順を動画で確認していきましょう。
特に⑤の腕を外に回す動作がとても大事です。
腕を外に回すことによって親指と小指がバーに引っ掛かりバーベルを保持する力が上がるだけでく、自然と胸を張る姿勢が取れるのでフォームも変わってきます。
いかがでしたか?
フックグリップはメリットが多いのでぜひやってほしい握りなのですが、やっていないという方は恐らく親指痛くて辞めてしまったんじゃないでしょうか泣
少し痛みを軽減するテーピングもありますので、お悩みの方はぜひご相談ください!
そして、フックグリップなしでスナッチ・クリーンをされている方はぜひ試してみてくださいね!重量も変わってくるはずですよ!
それでは、また次回!!