スナッチとクリーンのハングポジションの違い
こんにちは、タツロウです!
これまでハングポジションの作り方やエラーについて解説をしていましたが、今回は
クリーンとスナッチのハングポジションの違いについて解説していきます!
早速ですが、写真で2つのハングポジションを見ていきましょう。
クリーン
スナッチ
分かりにくいかもしれませんが、この2つでは上半身の前傾角度が違います。
では、なぜ上半身の角度に違いがあるのでしょうか。
クリーンとスナッチでは手幅が違います。
クリーン:肩幅くらい
スナッチ:肩幅より広い
手幅が変わるとバーベルと身体の距離も変わり前傾角度も違いが出てきます。
それぞれのハングポジションでのポイントを解説していきます。
クリーン
クリーンのハングポジションはスナッチと比べて上半身が起きています。
クリーンは手幅が狭いのでバーベルと身体の距離が遠くなり、前傾角度が大きくなると重心が前にとられやすいです。
なので、前傾が強くならないように注意しながら足の真ん中に重心を感じながら肩が前に出すぎないように注意してください。
スナッチ


スナッチは手幅が広くバーと体の距離が近いです。
手幅が広い分バーベルを膝上に持っていくと上半身はクリーンよりも倒れ気味になります。
バーベルと身体の距離が近いので前傾しても重心が前にとられにくいです。
しかし、前傾角度を出すことを意識しすぎると重心が前にとられてしまうので、重心は足の真ん中にあることを意識してください。
これらのことを意識しつつ、ハングポジションの作り方を参考にハングポジションを作ってみて下さい。
質問があればいつでも聞いてくださいね!